「歴史マンガって、結局どれを選べばいいんですか?」
社会の歴史の勉強のための歴史マンガの購入を検討している親御さんからよく頂く質問です。
小学館?KADOKAWA?集英社?学研?講談社?
ネットを調べると比較記事は山ほど出てきますが、結局はこう思いませんか?
👉 「違いは分かるけど、決め手がない…」
実はそれ、当然です。
なぜなら――
歴史マンガ選びは“比較”では決まらないからです。
言い換えると、
スペック比較で決めると必ず後悔する、とも言えます。
というわけで!この記事では”よくあるスペック比較”ではなく、
👉 本当に後悔しないための“歴史マンガの本質的選び方”
をお伝えします。
結論:歴史マンガは「相性×目的」で選ぶ
いきなり結論です。
👉 歴史マンガは「相性×目的」で選べば失敗しません!
- 相性:お子さんが「読みたくなるのか?」
- 目的:「何のために使うのか?」(受験?入門?)
この2つを考えず、スペック比較のみで歴史マンガを選ぶと、必ずと言っていいほど「読まない」状況に陥ってしまい、「何のためにあんなに調べて、高いお金を出して買ったんだろう?」と後悔します。
というわけで、具体的にどういうことなのかは以下で見ていきましょう。
なぜ比較では決められないのか?
そもそも、なぜ歴史マンガのスペック比較に意味はないのでしょうか?
実際、多くの記事では、主に以下の5つのスペック比較がよくされています。
- 情報量
- 巻数
- 価格
- カラーの有無
- 近現代史の充実度
もちろん、これらは大切ではあります。
しかし――
👉 大手の歴史マンガに“ハズレ”はほぼありません
つまり
👉 スペックで選んでも、決定打にはならない
のです。
すなわち、「スペックを比較して選ぶ」=「決定打にならないポイントで選ぶ」ということであって、あまり意味を成さないわけです。
最重要ポイント:子どもが「ハマるかどうか」
ここが最も重要です。
👉 歴史マンガは「繰り返し読む教材」
です。より具体的に言うなら、子どもが「自発的に何度も読むこと」で大きな意味を成すものです。よって、
- 面白い → 何度も読む
- 何度も読む → 流れが入る
- 流れが入る → 点数につながる
という流れができることが必要不可欠です。
一方、これとは真逆に
- 面白くない → 読まない → 効果ゼロ
となると、無意味に終わってしまいます。
つまるところ、歴史マンガとは、
👉 「親が読ませる教材」ではなく「子どもが勝手に読み進める教材」
なわけです。
よくある失敗パターン:親がスペックで選んでしまう
それなのに、よくある失敗パターンとして、
- 「情報量が多い方がいい」
- 「受験に強い方がいい」
といった具合に「親がスペックで選ぶ」という状況です。
しかしそうやって”選ばれた”歴史マンガを、子どもは「よし、スペックが高いから読もう!」とはなりません。
結果、前章の「面白くない → 読まない → 効果ゼロ」という状況に陥ってしまうわけです。
歴史マンガの正しい選び方①:まず「相性」で選ぶ〈★最重要!〉
こういった状況に陥ることを防ぐための具体的な選び方として最も重要なのは、子どもとの「相性で選ぶ」ということです。具体的には、
👉 子どもに選ばせる
ということです。これが重要、すごく重要。
この時のポイントはシンプルです。
- 「これ、読みたい?」
- 「面白そう?」
ここは論理的である必要はありません。
むしろ論理的に「良さそう」ではなく、直感的・感覚的に「これなんかいい!」と思えることが重要です。(この段階では1社に絞れてなくても大丈夫です。)
歴史マンガの正しい選び方②:次に「目的」で選ぶ
相性で絞ったあと、初めて「目的」を考えます。
目的としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 入門用・苦手克服用
- 受験対策
- 深い理解・長期利用
このそれぞれの目的に対して適した出版社を選びましょう。
●入門・苦手克服
👉 「KADOKAWA(角川)」
- 読みやすい
- ストーリー重視
●中学受験対策
👉 「集英社」、「KADOKAWA(角川)」、「小学館」
- バランスが良い
- 流れ+知識が両立
●深い理解・長期使用
- 情報量が多い
- 大学受験まで対応可
それでもどうしても選べない場合のオススメ
個人的なオススメは、かつては「KADOKAWA(角川)」一択でしたが、現時点では「小学館」です。
小学館のおすすめポイントを挙げると、
- 高校日本史の教科書「詳説日本史」の山川出版社が編集協力をしている。
→おそらく志望校の社会の先生方の大半は、この山川出版社の教科書を使っています。よって、志望校の(入試問題をつくる)社会の先生の思考との整合性が高いです。 - 信頼できる文献に基づいて歴史の記述が行われている。
→歴史を語る時、本当か分からないけど「面白い」と思ってもらえる記述をされることが多々あり、それが歴史の理解を少し変な方向に逸らしてしまうことが多々あります。そういった、ある種の「嘘」を極力省いて作成されている点が非常に素晴らしいです。 - 「重大事件100カード」はカード好きな子に刺さる。
→カード好きに刺さる歴史カードは講談社の付録として付いていましたが、最近のリニューアルで小学館の歴史マンガの付録にも付くようになりました。何気にこういったカードをきっかけに歴史好きになる子が良くいるので、全く侮れません。
迷った場合は参考にしてくださいね。
さいごに。
というわけで、いかがでしたでしょうか?
無事、お子さんに合った歴史マンガを選べそうですか?
参考になっていれば幸いです。
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ではでは今回はこのあたりで。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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